保育士の給与の平均ってどのくらい？

保育士の給与の平均の金額は？

待遇や賃金があまり良くないと

言われている保育士さんですが…

保育士さんの実際のお給料って

いくらもらっているの？

他の職業よりもそんなに低いの？

って気になりますよね？

そこで、保育士さんの

賃金の平均額をお伝えします。

保育士さんの給与の平均額は？

厚生労働省のデータによると…

保育士さんに1年間に決まって

支給する現金給与額は、

平均214万円です。

この1年間に決まって支給する

現金収入額は新卒の保育士さんの

金額ではなく...

すべての年齢の保育士さんの

平均額なんです。

保育士さんの平均年齢は、

35歳・勤続7.8年となって

いますので…

その年代の

保育士さんの給与平均額と

いう事になります。

非正規・短時間契約の保育士さんの時給は？

非正規や短時間勤務の方の

時給も他の福祉系職種や

全業種と比べても

低いことが分かります。

年単位での金額が

唯一保育士よりの低かった

ホームヘルパー職よりも低い、

時給1000円以下でした。

正規職員でフルタイムで勤務しても

非正規や短時間労働者として

勤務していても…

保育士は給与が低いという事が

分かると思います。

ほかの業種の収入額と比較すると

保育士と他の業種を比較すると、

全業種の平均と比べると約100万円

給与が低いことになります。

保育士さんに対するイメージで

「どうせ子どもと楽しく遊んで

　昼寝もおやつも一緒に

　取ってるんでしょ？」

というものがありますが…

保育士はハードワーク、

長時間労働の代名詞なんです。

子育て経験のある方なら、

朝7時から夜20時近くまで

他人の子どもの集団を

ケガをさせずに預かる事が

どれほど大変なことなのか

想像していただけると思います。

ただ、ケガをさせずに預かる

だけでなく「楽しく充実した」

生活をできるようにも心がけます。

食事やおやつの時間は、

自分の食事をとりながら、

付きっ切りで補助に当たります。

お昼寝中に子どもの様子を

見ながら溜まった事務作業を

行います。

はっきり言って業務時間中に

こういった作業は終わらないので

持ち帰り仕事が発生します。

子どもが帰った後にも、

清掃や保育準備などの

会議などが行われます。

さらに、

残業代も支払われ無いことが多く…

保育士さんは、

「ハードワーク+低賃金」に

なっているんです。

 

手取りのお給料が

20万円を切るという保育士が

かなり多いそうです。

そのため、

自活する事すらかなわず

保育士を泣く泣く離職する

保育士さんも多いそうです。

保育士は、

未来を創造する子どもの

いちばん身近なサポーターです。

最低限、

自活できるくらいの

労働に見合った賃金が

支払われてもいいはずですよね？