保育士の給料はそもそもなぜ安いのか？
保育士の給与は安い？
保育士の給与は安いって
よく言われますが…
実際にどの程度なの？
って思われますよね？？
そこで、
厚生労働省が発表した
賃金構造基本統計調査のデータ表を
見てみましょう。
このように見てみると…
単純に見ても、
全業種の平均支給額と比べると
100万円以上安いのが現状です。
他の福祉系の業種などよりも
低いという事もわかります。
短時間勤務者の時間給に
至っては…
看護職と比べると700円近い
差異があります。
一時間当たり、
700円と言ったら…
一人当たりの最低賃金と
同じくらいです。。。
つまり保育士って、
それだけ賃金評価が低いと
いう事になります。
でも保育士って・・・
体力勝負のハードワーク。
子どもの命を預かる
責任者。
体を使った遊びから
細かい書類作成まで
オールラウンダー。
子どもの
人格形成にかかわる
重要な任務を担った職業。
なんです。
☆国が保育事業にお金をかけてこなかった
ではどうして保育士の
職業はこんなに賃金が
安いのかといえば…
一番の理由は、
国や政府が保育に対して
コストを使ってこなかった
為です。
もともと保育事業は、
保育に欠ける子どもを保育する
同じような「社会福祉」事業です。
ですので、
最低限度の予算で最低限度の
運営がされてきました。
そして、
女性の社会進出が本格化した
20年前から待機児童問題は
あったのですが放置され
続けていました。
でも昨今、
女性が働かなければ経済が
停滞してしまうようになって
きました。
そこで、
女性を働かせるために
あわてて保育の拡充を図るように
なってきました。
しかし、
いまだに予算はあまり
充てられていません。
平成２８年度の予算
保育に関する予算 9294 億 円
高齢者に関する予算 20,3688億円
を見ていただいても
高齢者に対する予算とは
保育に関する予算は雲泥の差です。
私たちにできる事…
こういった保育に対する
予算の低さは…
高齢者に対して、
子どもの人口の少なさに
加えて…
政治に関する関心の薄さや
選挙率の低さが間接的な
原因になっています！
政治家は投票してくれる
世代に有利な政策や公約を
掲げます。
「政治なんて1票じゃ
変わらないし…」
そんな風に言う、
子育て世代のお母さんを
何人も見てきましたが…
その、
一票が子供たちの未来を
作っています。
もし、
信任できる政治家が
いないと感じるならば…
何も記載せずに投票する
「白票」という選択肢も
存在します。
「白票」数が一定以上に達すれば
選挙やり直しされる可能性が
あるからです。
※これには賛否両論存在しますが…
もちろん一番良いのは、
自分できちんと選んだ
候補者に投票するのが
いちばんですが…
未来を良くしたいと望むなら
ぜひ投票に行ってください！
