保育士の給料が上がるってホント?
☆保育士の給与が上がるってホント?
待機児童問題が深刻化して
その原因の一つに保育士不足が
上がっています。
そして、
その保育士不足は保育士の
労働環境や賃金・待遇の
悪さによって離職率が
高い為だと言われています。
実際、
保育士の資格を持っていても
保育士として働いていない人は
約8万人前後います。
こういった方を、
「潜在保育士」と言います。
現職で保育士として働く方が
約4万人前後なので…
「潜在保育士」さんは、
現職の保育士さんの2倍近い
数いらっしゃいます。
長引く待機児童問題を
解消すべく…
最近やっと、
国が重すぎるお尻を
上げました。
「保育士の賃金を上げる」
というのです!!
☆実際に保育士の賃金はどの位上がるの?
平成29年度は、
具体的には全職員に対して
2%の処遇改善を実施を
予定しています。
え?
ちょっと待ってよ!!
2%??
消費税が10%の時代に
2%の賃上げって…
ひどくない?
この厚生労働省のデータに
よると保育士の給与の平均は
月額32万円とされているので…
月額6000円の賃上げという
事になります…
でもこの月額32万円の中には、
年収700万円越えの公立保育園の
園長達の給与も含まれています。
ですので、
実際的には民間・私立保育園などで
働く一般の保育士さんのお給料って
もっと低いです。
あのう。。。
こんな金額もらっても
はっきり言って焼け石に水
なんですけども~
っていうのが、
保育士さんの実際的な
心情ではないでしょうか??
でも、
平成24年度から比較すると
全体で約10%の賃上げと
なっているんです。
改善しててこの額かい!?と
いう声も聞こえてきますが…
ですので、
長い目で見て今後徐々に
改善してゆく期待しましょう!!
実は、
政府などの待遇改善に先んじて
私立保育園などを運営する
民間企業が独自に保育士の
待遇・賃金改善を行っています。
さらに、
政府はさらなるコストカットの為
「公設公営」公立保育園と
公務員保育士を無くす方向で
動き出しています。
ですので、
今後就職・転職される保育士さんは
ぜひ優れた企業が運営する
保育園に努めることをお勧めします!