はたらく保育士さんの現状とは?

認可保育園などの保育施設で働く、保育士さんの厳しい現状についてお伝えします。

保育士は増加しているのに解消されない保育士不足

保育士は増加している?

 

現在…

 

☆保育士資格取得試験の充実

☆地域限定保育士制度

幼稚園教諭の保育士資格取得の

 特例制度

 

等により、

保育士の登録者数が

平成18年の73万人から

平成25年には119万人の

約46万人も増加しています。

 

 

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しかし勤務者数は

平成18年の38万人から

平成25年度で43万人と

たったの約5万人の増加に

とどまって居ます。

 

 

 

なぜ保育士不足が改善されないの?

 

こういったデータからも

分かるように…

 

保育士資格の取得者・登録者は

かなりの数で増加しています。

 

しかし、

保育園などの保育施設で働く

保育士の数は思ったように

増加していません。

 

さらに、

保育士の資格を持っていても

保育士として就業していない

潜在保育士の数が、

38万人の増加となっています。

 

 

つまり46万人の増加分のうち

38万人が保育士として働かず

残りの5万人の保育士が増加と

なっているという事です。

 

 

なぜこのように、

保育士の資格取得をする

保育士は増加しているのに

実際に勤務する保育士が増えないの

かといえば…

 

 

それは、

保育士の待遇がいまだに

改善していないからに

他なりません!

 

 

保育士配置基準緩和の前に

 

現在政府は保育士が集まらないので、

少ない保育士で保育の質を低下させ

保育士不足を解決しようとまで

しています。

 

 

これが、

保育士1人当たりの保育人数を

増加させるという、国の定めた

保育士の配置基準の緩和ですが...

 

 

安全性などが確保できないと

いう理由で、どの地方自治体も

これに従いませんでした!

 

 

国よりも、

地方自治体のほうが

子ども達の安全を真剣に

考えてくれているんですね。

 

 

それに比べて国は、

これまで保育予算を削ってきて

そのツケけが回ってきたからと言って

コストカットしか考えていない。

 

 

「悪も法なり」とは

言いますが…

 

 

ちょっと納得が

ゆきませんよね??

 

 

保育士の待遇・賃金の改善に

保育士不足の今こそチャンスです!

 

 

困窮している国の足元を

見るようですが...

 

 

これまで保育を軽んじ続け、

女性が安心して子供を産めない

社会を20年以上改善してこなかった

国や政治家にそもそもの問題があります。

 

 

こういった、

現在の少子高齢化は、

政治家達とその政治家たちを

選んできた私たちに責任があります。

 

 

このまま、

子どもたちの世代に高齢化の進む社会を

丸投げしないためにも...

 

 

いまこそ、

保育の拡充・少子高齢化への歯止めを

実現していましょう!!

 

 

 

 

保育士の待遇改善