保育士不足！？でも潜在保育士はたくさんいる！！

保育士不足の現状とは？

年を追うごとに、

深刻さを増す待機児童問題ですが。。。

「保育園」という施設自体が

足りない…というだけではなく、

最近は保育士の不足が直接の

大きな原因となってきています。

以前は、

保育園という施設自体も

不足していました。

けれど保育事業に対する

予算の拡充や規制の緩和などで

保育園の数は急激に増えました。

じゃあ、

これで保育士問題は解決だね！？

そんな風に考える人も

政治家も多かったようですが…

保育園を作っても、

現在そこで働く保育士が不足し

開園ができない。

開園しても定員いっぱいに

子どもを預かることができない

保育園が増えているそうなんです。

そこで政治家たちは、

さらに保育士試験の回数増加や

要件の緩和・さらに無資格の保育士が

保育士として働けるようにしました。

そして、

新規保育士として働く人を増やし

保育士を増やそうともくろんで

いたのでしょうが…

実際には、

保育園で保育士として働く

人はあまり増えませんでした。

その代わりに増えたものが

「潜在保育士」と呼ばれる、

保育士資格を保有しているのに

保育士として働く事を希望しない

保育士さん達です。

潜在保育士の復職が最重要！！

実はこの潜在保育士は、

現役の保育士の約2倍の数

存在しています！！

同じように女性の仕事で

ハードワークの代名詞とも

言われる看護師職でも、

現役保育士の方が多いです。

つまりこれって、

やっぱり賃金の問題なんじゃ

無いでしょうかね？？

保育士さんの離職理由に

上げられるものとして…

・拘束時間が長い

・肉体的にきつい

・命を預かる責任が重い

・人間関係に悩んで

・結婚、出産等家庭の事情により

等がありますが、

これって看護師職でも

同じように言えますよね？？

看護師と保育士の待遇の

一番の大きな違いは…

やはりお給料ですよね？

保育士のお給料って

フルタイム正社員職でも

手取り月15万円前後の場合も

多いんです。

これは新卒の保育士の

給与ではなく勤続年数の

長い保育士さんでもほとんど

昇給はありません！

月給15万円では、

都内では一人暮らしを

する事すら難しいですよね？

早く結婚して、

家庭に入りたいと思う

保育士さんが多くなって

しまっても仕方がない金額です。

さらに、

男性の保育士さんでは

結婚する為には

保育士職をあきらめなければ

ならないという方も多いんです。

これは、

一部の私立保育園の問題に

限ったことではなくて...

政府は、

財政負担軽減の為に

今後すべての公立保育園を

民営化して行って、

公立保育園も公務員保育士も

無くしてゆきたいと考えています。

実際に民営化されてしまった

公立保育園では伝統のある

私立保育園以下の待遇・賃金で

働いている保育士さんも多いんです。

やはり政府や政治家は、

保育という未来を創る子どもを

健全に育成する事業を軽視している

としか思えません。

それで「少子高齢化」を

なんとかしたいなんて言うのは

おかしいですよね？

保育事業を軽視して

少子化が進み、

労働力が確保できず

税収が減少している…

これって単純な因果応報

自業自得です。

そして、

保育に関わる有権者層や

子育て世代が選挙に行かない

ことで…

状況はさらに悪化

していくでしょう！！

私の知り合いのお母さんで

「選挙に行っても変わらない」

という理由で選挙に一回も

言った事のないという方が

いらっしゃいました。

その人はとても知的な雰囲気で

実際に国立大学の医学部を卒業し

 医師の国家資格も持っている

いわばインテリ層なんです。

キチンと政治について考えれば、

きちんと自分なりの答えを導き

出せるはずなのに…

結局、

それを放棄してしまっている

と感じます。

子ども達が生きていく未来を

創るのは、現在のの有権者達です。

現在のひどい政治は

ひどい政治家を選んできた、

過去の有権者たちの判断ミスに

よるものでもあるんです。

ですので、

せっかくの参政権があるのですから！

選挙権は、

私たちが唯一政治に参加できる

権利なのですから！！

お願いです、

不信任票・白紙標でも

構いませんので...

(本来は自分の目できちんと

選んだ有権者に対して

票を投じるのが一番です）

選挙に行って投票して

ください！！